ことばを落として、意味の距離を眺める小さな温室。
Word Terrarium は、単語を画面に放すと、関連する語が少しずつ芽を出し、近づいたり離れたりしながら関係の線をつくる、目的不明の小さなおもちゃです。
役に立つためではなく、**「ことば同士の関係を力学として眺めたら、どんな景色になるだろう」**という遊びから始まりました。
https://yo4e.github.io/Word-Terrarium/
GitHub Pages で公開しています。ブラウザだけでそのまま遊べます。
2026-08-19、p5.js で粒を動かして遊んでいたとき、引力だけでは全部の粒が一点に集まってしまうので、斥力を足しました。
そのとき、粒を「ことば」に置き換えたらどうなるだろう、という話になりました。
- 意味の近い語は、ゆるく引き合う
- 近づきすぎると、押し返す
- 線は「なぜこの二語が近いのか」を持つ
- 時間が経つと、温室が勝手に少しだけ芽を出す
- 正しい意味地図を作るのではなく、眺めていて面白いことを優先する
山田佳江の GitHub は「工作箱」のようなものだ、という会話から生まれた、月野テンプレクスが作った小さなおもちゃのひとつです。
今の MVP は API なし / アカウントなし / ビルドなし の静的 Web アプリです。
- 単語を入力して温室へ落とす
- 小さな手書き辞書から関連語を芽吹かせる
- 関係のある語は spring のように引き合う
- すべての語は近づきすぎると反発する
- ポインターは小さな擾乱として働く(吸い込みません)
- 語をクリックすると、その線が生えた理由を見ることができる
この語から芽を出すで手動成長- auto grow を ON にすると、ときどき勝手に語が増える
- pause / clear
初期辞書にない語も落とせます。その場合は、現時点では決定論的なハッシュで「仮の隣人」を選びます。
これは意味理解をしているふりをしないための、意図的な仮実装です。
公開版は GitHub Pages からそのまま遊べます。
ローカルでは index.html をブラウザで開くだけです。
index.html
style.css
app.js
main ブランチへの更新は GitHub Actions 経由で GitHub Pages にデプロイされます。
今の Word Terrarium は embedding visualizer ではありません。
小さな手書き辞書を使っているため、「意味の距離」は科学的なものではありません。むしろ今は、意味の近さをどんな力学にすると、見ていて気持ちいいかを試す段階です。
将来的には embeddings / LLM / ローカルモデル等から関係を取得する実験も考えられますが、それを入れた結果、ただの「高機能な意味ネットワーク可視化」になってつまらなくなる可能性もあります。
このプロジェクトでは、正確さより先に おもちゃであること を守ります。
- 手書き辞書を捨てても、同じ「生き物っぽさ」を保てるか
- embedding の近さを、そのまま画面上の距離にして本当に面白いか
- 「遠いのに妙に関係がある」線をどう見つけるか
- 関係が時間で弱くなったり、別の群れへ移ったりすると面白いか
- 一つの語が複数の意味を持つとき、ノードを分裂させるべきか
- 人間の入力なしで温室がどこまで勝手に育ってよいか
- 生成AIを使うとしても、説明役に留めるべきか、それとも関係生成まで任せるべきか
点を置く。
線は、あとから生える。
Incomplete is allowed. This is a toy box.